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今回は細かいものを掴むのに便利なピンセットについて、
「アクセサリー・ジュエリー作りではどんなものを選べばいいんだろう?」
「色々種類があってわからない」
といった疑問について、プロの現場でよく使われるものやピンセットについての事をお話したいと思います。
ピンセットとは
ピンセット(オランダ語: pincet、英語: tweezers)とは、道具のひとつ。微細なものをより分けたり、薄くあるいは脆いものをはさむといった、人間の手・指そのままでは困難なレベルの、緻密な作業を行うために用いられるものである。日本語では「鑷子」(せっし)と表記する。
ピンセット選び
ある程度厚みがあったりして、コシがある方が使いやすいです。
厚みが薄くなるほどバネりが出てきて掴みづらくなる傾向があります。
ジュエリー・アクセサリー用の物は大きいと扱いずらく、ブレの原因にもなるので小さめの物がよいです。
今回ご紹介するものはちょうどよい大きさで女性でも扱いやすい大きさになります。
オススメのピンセットはこれ
▲これよく使います。そのまま使うのであればこちらが適度にコシがありつかいやすいです。
▲先端を加工していくのであれば、削る部分をショートカットできるのでこのタイプがおすすめです。
これが1番良く使います。
ロウ付け(溶接の様な感じ)など火を使う加工の際に、先端にフラックスといものが付いてしまう為、削って手入れをしながら使います。
コスパがよいのはこれ
▲老舗のホーザンからも値段もお手頃で良いのがでています!
タイプとしてはコシのあるタイプのピンセットという感じですね。
消耗品ですので、まずはこのピンセットから試してみるのも良いとかも。
一番使いやすい状態はこんな感じ
▲ロウ付け用途で使う際には削ることになるのですが、削っていくとこのような感じになります。笑
2.バネ性が抑えられて掴みやすい
3.厚みがあるのでロー付けの時、温度が上がりにくい
といった点です。
一番使いやすい状態です。
この形状が使いやすいので、もっと削っていく場合はこの形(もう少し幅がせまくてもいいかも)を意識してどんどん持ち手方向に削っていきます。
2020.4 追記:ロウ付け用途じゃない、通常使用は削るともったないないので普通にそのまま使います。
ただ、もう少しコシが欲しいよって方は削っても良い感じどえす。
どうやって削る?
ステンレス製でシルバーや貴金属よりもすこし硬いですが、普通のやすりでも削れます。
ダイヤモンドヤスリが便利でよく使っています。
ダイヤモンドヤスリについては後ほど。
あと、大幅に切るときは糸ノコでカットしたり、粗目のやすりで削ります。
そのあと細かいやすりやペーパーで整えると良いでしょう。
手入れについて
手入れをしないとうまく掴めなくて、
すべってどっか飛んでったりして無くしたり
でも必要なやつなので探さなきゃならない、なかなか見つからない。。。
納期は明日なのに、真夜中3時に何やってんだ!これは何の時間だ!
うおおーー!!!
とかなるので手入れをしましょう。
変形
アクセサリー作りの場合には、ロウ付けを行わないと思うので変形が主だと思います。
そういった場合はヤットコで先端を元に戻す感じで変形させましょう。
反っていたりするしっかり掴めず、すべってパーツが飛んで行ったりして作業性が悪いので修正します。
めんどうだとは思いますが都度直していきます。
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手入れの削り
変形を修正したあとは、歪んでいる場合はダイヤモンドやすりで形を整えた方が良いです。
キチっと角がでるので掴みやすくなります。
その際には、ピンセットの幅にあたる左右部分と突端部分を削っていくと良いです。
ダイヤモンドやすりは優秀で、削る指向性がなく色々な金属を削れます。
リューターを使う方はシリコンポイントなどゴムをおろすのにもオススメです。
余談ですが、
安い毛抜きなど加工が雑なやつでも、ダイヤモンドやすりを一発とおしてやると高級品並みの精度になったりします。
ばっちり掴めるようになったりします。
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さいごに
▲すべてをまとめましたので、よかったらチェックしてみてください!
いかがだったでしょうか?
先端がキッチリあっていると掴みやすいので気を付けてみてください。