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これがあればいい、湯口データセット販売開始!

こんにちは!

クリエイターT(@Creator_Tweet)です。プロフィールはこちら

アクセサリー・ジュエリーのデータ作成時の時点で湯口まで付けておく方が、後々の作業性の向上やスピードの点において有利になります。

長年の経験からベストな湯口を、無駄をそぎ落としたコンプリートセットを完成させました!
ライノセラス、ZBrushのデータ形式を用意しております。

【ライセラス】すべてブーリアン結合前のシングルサーフェスですので、調整も自由自在。
【ZBrush】こちらも結合前ですのでギズモ変形で自由に変更可能です。

実戦で使っている、長年の経験を蓄積して作ったものです!
余分を省いた一生ものですので、是非ご検討ください(おまけつき)。

本記事の内容

●BOOTHにて¥300で販売
●先端つぶれの大をメインに使うのをオススメします
●長さの変更、曲げるのはオッケー、太さを変えるのはおすすめしません
●おまけは液ゴム、焼きゴムをやる時に使えるワックスポッド口

それでは、順を追って説明していきます。

そもそも湯口とは

 
湯口(ゆぐち)とは 
湯口 (鋳造) – 鋳造の際、金属を溶かして注ぐ時に使う口

出展:wikipedia

こちらがメインの湯口セット

▲レンダリング後、全容はこんな感じです。

こちらで販売中

・ライノセラスはVer.4にて作成
・ZBrushはZBrush2020にて作成

▼下記で販売中です。BOOTH【買う方の匿名性や支払い方法が豊富】
https://creatort.booth.pm/

オススメは【先端つぶれ大】のタイプ

▲中心辺りにある、先端つぶれタイプ大をメインに使うのをオススメします。

ジュエリー用途で一番良い太さと、ゴム型を想定した基準値の長さになっています。
ゴム型はモデルの大きさによって変える場合があるので変則的ですので長くかえてしまってもオーケーです(短いより長い方がキャスト屋さんで調整できるため)。

●先端つぶれの理由
・原型として管理するのであれば、先端つぶれの辺りにナンバリングをしておくとワックス時の管理がしやすいです
・湯口跡をあとでヤスリがけしないといけないのですが、ちょっとでも減らすため
・通例で来てしまってるので、個人的に真円はなんか気持ち悪い(←どーでもよい)

湯口の使い方

ライノセラスでの画像となりますが、ZBrushも曲げる内容や注意点の内容は同じとなっております。
また、ZBrushでの注意事項は下記にあります。

湯口の制御点をオンにして、曲げたり伸ばしたりしたいところを選択します。
曲げる時は2D回転を利用して適当な個所をクリックして曲げるのも良いです。
あとうまく曲がらないなってときはノットを追加して曲げ感を調整できます(コマンドバーでトグルを選択すると追加の向きを変えられる)。

細い湯口をメインというよりは、太い湯口から細い湯口を使って各パーツへというイメージいくと良いです。

▲左側の方にあるのは、このように同じ形だけどサイズ違いがある場合、ひと型に統一するのに便利です。
このままキャストしても良いですし、必要な分だけでも切ってキャストもできますしね。

▲一番右の方にある湯口は、全周にデザインされてあるタイプのリングに便利です。
幅が狭い→幅が広い ものを想定しておりますが、かなり個体差があると思うのでそのままではなく調整が必要になってくると思います。

▲その際、エッヂのあるスキマができやすい(ゴム型で型動きの原因になる)ため、側面に影響しない感じで埋めるた方が良いです。
うまくいかない時は造形後、ワックスで埋めるのもありです。
よくやります。

おまけ

▲レンダリング後、全容はこんな感じです。

自分でゴム型をとる場合はこちらが必要になってきます。
いろんなワックスポッドがあるのですが実際に計測してみて、上記の2タイプのどっちかでだいたい合うじゃないかなと思って作りました!

僕が持ってるワックスポッドは右側のタイプですが、キャスト屋さんは左の方で、ワックス取りもお願いするのが多いので左の大の湯口用の方で良くゴム型をとっています。

焼きゴムの場合はこれをシルバーとかにキャストして使えます。
液ゴムの場合は光造形のままでもオーケーです、キャスタブルレジンとか柔らかいのはあまりよろしくないです。

▼参考までに、
液ゴムもやりたい、真空脱泡器も気合いで作りたいぞ!って方はこちらの記事

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ゴム型の切り方については有志の方が動画をアップしてくれてるので、とりあえずそちらをご覧ください。

ZBrushでの注意事項

▲Zリメッシュ済み、お好みで変形後ダイナメッシュOK!
▲そのまま出力の可能性が高い為、Zリメッシュはしていません

●これ自体の拡大縮小をしてしまうと実寸からどんどん離れてしまいます。
●ユニファイの関係でパーツが一個一個になっています。
●ギズモ>ベントカーブ でいい感じに曲がります。

注意事項

●データはすべて、データ作成者であるクリエイターTが著作権を有します。
●有償無償に関わらず、各データを第三者に配布することはできません。
●データをサーバーまたは複数台のワークステーションにインストールして共同使用することはできません。

さいごに

あったらパッと使えるので便利かなと思って作りました。

それではご参考になったら嬉しいです!

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