ジュエリー職人のクリエイターT(@Creator_Tweet)です。プロフィールはこちら
「一番正確に指輪を測る方法はないかな?」
「紙で測る方法もあるけどちょっと難しいし、力加減で変わっちゃうからなー。」
「お店で測っても結局、どのサイズが良かったんだろう?」
といった方に向けてお伝えしていきます。
本記事の内容
●その際、今の時代にあった最適な「リングゲージ」を選ぶ
●時間帯や季節、ダイエット具合などで人によってはかなり変わってくるので、繰り返し自分で測って、自分にとっての「ジャストサイズ」を見つける
●リングゲージの種類でも「感じ」が変わってくるのに、紙での計測はよくありません
それでは順を追って説明していきます。
プロ仕様のリングゲージが便利
いっぱいあるリングゲージの中ではこれ
結論として、やはりプロ仕様のリングゲージが一番正確に測れます。
一般的なお店やプロの現場では、これからお話しするリングゲージを使っています。
後述しますが、以下のリングゲージは今の時代にあった最適な物となります。
▲6~20号まで測れる、お手頃なミニ版。
だいたいの主要な号数をカバーしています。
▲1~30まで測れる完全版!
女性の場合ですとピンキーリングを測るとき、男性もカバーしているといった感じですね。
指輪の内径の移り変わりについて
▲このように時代とともに指輪の下の部分は変化していきました。
真ん中の30年くらい前の指輪と、現在の指輪の変化はわかりますでしょうか?
角がとれて指馴染みが良くなっています。
このちょっとした違いなのですが、付けてみると結構違います。
30年前のは意識するとキリキリする感じ。
ですが、指のサイズを測るリングゲージはいろいろ種類があって、結構この30年前タイプが出回っています。
現在の指輪をイメージしてサイズを決めるのには、現在のタイプのリングゲージをチョイスするのをおすすめします。
紙で巻く?
ネットで検索していると自宅で安くサイズを測る方法として、「切った紙で巻いて計測」というのがあります。
一言でいうと、「だいたい過ぎてしまう」です。
指輪をつけるとき、関節を通らないといけない為、その点がまったく考慮されていないのが結構問題です。
僕もそうなのですが、関節が太いって方は意外と多いのではないでしょか?
指輪のサイズは繰り返し測る
1番安上りはお店で測るというのがあります。(買う候補の商品がある場合や修理などお願いする場合以外は、なるべく避けた方がいいかなーって思います。)
しかし、サイズは結構変動する場合があったり色々な条件で変わってきてしまうので、繰返し測ってみて平均値を見つけるのが重要です。
お店で測ると緊張感!?などで結局、よくわからなかったという方も。
なので、手元にあると便利だなーというわけです。
注意して見る点として、
●夏場は湿気や汗、むくみなどでサイズがきつく感じる
●冬場は乾燥している、むくみがないなどでサイズが1号くらいの差を感じる
●関節が通らないといけないので関節に合わせる
余談ですが、指の根元まで付けたときに回らないよう、高さの低いリングを選ぶ
●結婚式に向けてダイエットしている場合はあまり早い段階で作らず、ダイエットが落ちついた頃に測る
リングゲージはこんな人におすすめ
リングゲージでも種類が変わると違うのに、紙ならなおさらダメという訳です。
これがあればずっと使えますし、ファッション好きなオシャレさんにとって便利アイテムになるかなって思います。
何度も試してみて、自分の中で最適なサイズを探しあてるのをおすすめします。
こんな人におすすめしない
普段は指輪をまったくつけないって方は圧倒的にいらないですね。笑
男性は特に多いんじゃないかなって思います。
例えば、結婚指輪を購入することになったけど、普段は買わないなって方はよくいます。
そういった場合はもったいないので、お店で入念に測るのをおすすめします!
幅広のリングが想定の場合
経験として、幅が6mm~1cm以上ある場合は測ったリングサイズより0.5~1号くらい大きめのものをチョイスするのがおすすめです。
しかし大きなデザインのリングでも本体の重さを軽くする為、裏ぬき加工がされている場合が多くあります。
詰まっている状態ではなく、穴がぼこっと空いているイメージ。
その場合は指の肉の逃げ道になるので、幅が1cmあっても0.5号くらいおおきめでも良い場合があります。
とても微妙なのですが参考までに。
▲幅広のリングが想定の場合は、幅広のリングゲージがより正確に測れます。
余談:リングが外れない時
石鹸水をつけるとツルっと外れます。
指輪が入ったということは、外れるということですので焦らずに。
あとは糸でとる方法など
石鹸水などでぬるぬるにしてとるのが一番良いパターンなのですが、
紐・デンタルフロスでとる方法
https://youtu.be/CSq_7e6DJMg
指輪が外れなくなったときは消防署などで切ってもらえます
前までは、でかい工具で切るためリングの下の部分がグチャグチャになって修復不可か、かなり修理代がかかることがありましたが、
最近は結構、下記の道具を導入してもらえているので切り口が綺麗です。
ラッキーパターンです。
ですが、導入してないところもあるみたいです。
その場合は、近くのジュエリーの加工をやっているお店に行くと同じ工具で切ってくれるか、
同じ道具は通販で売っています。
こちら、amazonのショップは評判わるいので、楽天かyahooがおススメです▼
さいごに
▲すべてをまとめましたので、よかったらチェックしてみてください!
いろいろ使ってみて、最適なリングゲージが見つかったのでお話ししました。
状況によってサイズは変化してしまうので、サイズをしっかり把握して素敵な指輪選びをしてみてくださいね!