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細かい製作作業の時に何かと便利な、爪楊枝(つまようじ)ですが
「どんな時に使うのか?」
「アクセサリー作りに適した爪楊枝は?」
といった疑問についてお答えします。
●本記事の内容
・基本は何でもよく、百円均一のものでOK。そんな中、竹タイプがおすすめ
それでは順を追って説明していきます。
アクセサリー作りでどんな時に爪楊枝は必要?
指では無理そう!って時に出番が多いと思います。
気軽に使えるので、用途に合わせて擦ったり切ったりしてから使うことも多いです。
アクセサリー作りではパーツをそのまま使うことが多いと思うので、削るというシーンなど無いとはあまり思いますが参考までに。
細工時
・小さいパーツを削るときホールドするのに使う
小さい石枠を削るときは、爪楊枝の先端の方にさして削ったりします。
石枠の裏を削るときは、同じようにさして邪魔な爪楊枝の突端を切り、爪楊枝ごと削るようにするとうまく削れます。
数をこなす場合は、緩くなったりするのでガンガン新しいのを使っていきましょう。
ホールドがきちんとされてないと真っすぐ削れないので。
・地金を変形させる1
爪楊枝は木なので地金部分を傷つけません。
ですので押して変形させたり、間を大きくするなどパワーで押し切るときにも使えます。
・地金を変形させる2
小さい木鏨(きたがね)として使う。
リングを芯金に入れて、爪楊枝を金づちで叩いて変形させるといったシーンも結構あります。
仕上げ時
・リューターにかます
リューターがかむのが、だいたい2.35mmくらいなので爪楊枝はそれより細いです。
ですのでセロテープでまいて太くしてかまします。
仕上げでバフ粉を付けて細かいところをちょっと磨いたり。
バフ粉のホールド力はあんま無いので小技としてちょっと使う場合ですね。
洗浄時
・洗浄機で落ちないバフ粉などに
刻印の中や、フェルトで隙間などにハードに入ったバフ粉、裏抜きのバフ粉など洗浄機だけで落ちるの時間がかかる!って時には爪楊枝でつついてください。
すぐ落ちます。
・汚れたリング
汚れたリングで石が入っている時、裏側をこすって汚れを落としたりします。
その際には石取れに注意。
接着時
接着時はホントよく使います。
むしろ爪楊枝がメインです。
・接着剤を混ぜる
▼詳しくはこちらの記事にて
こんにちは! ジュエリー職人のクリエイターT(@Creator_Tweet)です。プロフィールはこちら ハンドメイドアクセサリー・ジュエリー製作で使う接着剤について 「パールを接着したい」「接着剤の種類がたくさんあってどれを[…]
・接着剤を拭き取る
爪楊枝をベースにしてティッシュを巻き付けます。
その時タイトに、爪楊枝の細い先端を生かせるように巻き付けます。
そうすることによって細かいところの拭き上げに便利です。
検品時
・爪楊枝で石動きを見る
そういったとき石を傷つけないので爪楊枝は便利です。
光に照らし、ダイヤなどの石のテーブル面を見ます。
そして上下や左右を十字を切るように滑らして押していくと、動いてるかわかります。
反射が変わったりします。
また、石のガードルに当てて回すようにすると回るかどうかもわかります。
しっかり留まってなかったら留めなおしです。笑
爪楊枝おすすめ
オススメは百円均一の爪楊枝です!
安いし、気兼ねなく使えるのが良いところですね。
お店によっては竹タイプの爪楊枝があります。
コシがあって先端がすぐにつぶれないのでメイン使いにおすすめです。
普通の木の爪楊枝の「柔らかさ」も使えるときがあるので、使い分けると良いです。
▼竹のタイプの爪楊枝
なぜか硬めのクリアなケースに入っていることが多い…。
さいごに
アイデア一つでいろいろな使い方ができると思うので爪楊枝はホントに便利です!
アクセサリー作りでは何かと必須になってくると思うので揃えておきましょう!
全てをまとめました
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