ジュエリー職人のクリエイターT(@Creator_Tweet)です。プロフィールはこちら
量産をする際にゴム型を使うことが多いと思いますが、
ワックス取りでの収縮具合を考慮したり、キャスト後も考えなくてはなりません。
▲これについて詳しく書いていきます。
シルバー原型で焼きシリコンゴムの場合
通常のリングやペンダントサイズ
デザイナーさんからもらった本図案(正確な最終仕上がりと一緒の上面図)または自分で作成したものを、スキャン又はコピー機で103%拡大し、印刷してから作り始めます。
焼きシリコンゴムの場合は結構収縮するので103%くらいが良いです。
大き目のブローチなど
大きくなればなるほど結構収縮します。
全部103%でいけるかなって思ったら結構違ったり。
読めなくなって大変なのですが、だいたいですが幅が6センチくらいからは105%くらいにした方が良いです。
キャストをお願いしている場合は、会社によって違ってくる場合があるので、収縮率を適宜みていく必要があります。
だいたい103%でやっておけばシルバー原型→焼きゴムはオーケーです。
液ゴムの場合
液ゴムの場合は収縮がほとんど無いから100%のままでもオーケーです。
ただ、仕上げシロについて、
平らな面(リングの側面とか)は多くしておいた方が良く、場所によって0.2mmくらい幅を増やしたりします。
全く何にも考えないで行く場合は本図案の101%くらいにしておけば、仕上げシロ込みで最終的に本図案と合ってくると思います。
リングの場合
ツイッターの方では金性によって違うと書きましたが、確かに違うのですが微妙にです。
焼きゴムも液ゴムも吹き上がりでサイズが0.5~1番くらい小さくなっているはずなので、少し叩いて真円を出す感じになります。
焼きゴムの方がサイズが小さくなる傾向があります。
さいごに
キャスタブルレジンがどんどん安くなってくると思うので、ゴム型もどうなっていくんでしょうね。
焼きゴムはずっと昔から活躍してきましたし、現状も然り、まだまだ必要だと思います。
それではご参考になったら嬉しいです。
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