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いざアクセサリー製作向けにニッパーを選ぼうとすると色々あって悩んじゃいますね。
「アクセサリー作りに適したニッパーは?」
「どんなところに注意して買えば良い?」
といった方に向けてお伝えしていきたいと思います。
丈夫で長持ちする、おすすめのニッパーを紹介します!
そもそもニッパーとは?
ニッパは電気工事や電気製品の修理などの際に、主として配線コードを切断するための工具である。JISではcutting nippers、米英語ではdiagonals又はdiagonal cutting pliersという。
ニッパーとも呼ばれる
電気工事などの作業で、電線や金属線を切断するときに使用する。刃部は用途に応じて色々な形状があるが、丸みを帯びたタイプが一般的である。刃元に電線の被覆をむくために使用する切り欠きを付けたもの、ハンドル部に絶縁被覆グリップを付けた物もある。構造は、2枚合わせと3枚合わせの2種類がある
出展:wikipedia
ニッパーは色々な用途向けに特化して作られています。
そのなかでもアクセサリー・ジュエリー作りでは作るものが小さいので、ヘッド部分が小さめの精密ニッパーを使います。
入り組んだ部分の切断はヘッドが小さければ小さいほど切りやすいです。
買うときに重要な点
買うときにはいくつか注意点があります。
・主に2つのパーツで出来てますが、ガタついてないか
・グリップがしっかりしているか(耐久性)
・自分の手のサイズに合わせるか、パワー重視にするか
・長持ちする・耐久性
・切れ味
刃が合っているか
刃が合っていないと致命的に切れません。
この刃が合っているかの確認としては、光のある光源に刃を合わせて透かして見るという方法です。
この時光が漏れて見えなければピッタリと合ってます。
手のサイズに合わせるか
よく表記として120とか150とか書いてあるのですが全長の意味です。
120は12㎝ですね。
女性ですと小さい120の方が、重くないし振られないので使い勝手が良いと思います。
しかし、ニッパーはテコの原理を使っているので、小さくなればなるほど同じ対象でも切るのにパワーが必要になってきます。
アクセサリー作りをやられる、貴和さんやユザワヤさんで買われる方はパワーを必要とする場面は少ないので、120で良いです。
男性の場合は150で良いと思います。
僕は下記でおすすめする150をずっと使ってます。
おすすめのニッパーはこちら
安物買いの銭失いにならぬよう、しっかりしたものを買った方が結果的に長持ちして安くつきます。
海外製も良いのがありますが、日本の老舗、室本鉄工さんのメリーがやっぱりおすすめです。
室本鉄工 メリー 55S-120 エレクトニッパ
▼こちらが先程お話した120の女性向けサイズ
室本鉄工 メリー 55S-150 エレクトニッパ
▼こちらが先程お話した150の男性向けサイズ
鋳造・キャスト製品をやる方
▼鋳造(ちゅうぞう)とは
鋳造(ちゅうぞう、英: casting)は、材料(主に鉄・アルミ合金・銅・真鍮などの金属)を融点よりも高い温度で熱して液体にしたあと、型に流し込み、冷やして目的の形状に固める加工方法である。
鋳造に使用する型のことを鋳型(いがた)といい、鋳造でできた製品のことを鋳物(いもの)という。英語で casting といえば、鋳造と鋳物の双方を指す。
出展:wikipedia
キャスト(鋳造物)をやられる方は、キャスト上がり一発目をやるときはパワー不足になります。
▼値段が高くて大きいけど万能、かなりパワーがでます。
KA01-3.peaksジュエリーカッター(薄刃)JC-220A
室本鉄工 メリー CT305-8 超硬ワイヤニッパ
▼こちらの方が取り回しがしやすく、お手頃なかんじ。
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さいごに
僕もメリーの何個も使っていて、長年使ってますがオススメです。
安価なものだと激しいバリ(金属が薄くなってとがる)が出来て、身に着けた時の怪我の原因になるので注意が必要です。
アクセサリー作りにはどうしても必須になってくるので、自分にあった良いものが見つかると良いですね!
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