クリエイターT(@Creator_Tweet)です。プロフィールはこちら
ライノセラスとZBrush間のデータの受け渡しについてお伝えしたいと思います。
ライノセラスからZBrushへ
objファイルじゃなくてSTLファイルで出力
▲objファイルでZBrushに持ってきた後、ダイナメッシュするとこんな感じになります。
謎のポリグループ分けがされてしまいます。
あと、せっかく平らなところがボコボコになったりします。
objで持ってきても良いのですが、自動グループなどでグループし直すのも面倒ですしSTLで持ってきた方が良いと思います。
STLファイルで持ってきてダイナメッシュしても普通に綺麗なポリグループになっています。
STLはそのままディバイドしてもいけますが(荒いけど)objファイルだと割れて⁉いきます。
頂点結合をやっておくと割れないでいけますが。
これもやはり二度手間ですもんね。
ついでにお話しするとマーベラスデザイナーからZBrushに持ってくるとき、頂点結合すると良いですよ!
繋がります。
ZBrushからライノセラスへ
下準備をしてからライノに飛ばします。
1.デシメーションマスター
Zプラグイン>デシメーションマスター>現在のサブツールをプリプロセス>デシメーション率をいじる
だいたい1万ポリゴン台まで落とす感じでしょうか。
ポリゴン数によると思いますが8%くらいとか。
パソコンスペックにもよりますがライノセラスに持って行ったとき、あまりにも重かったらここで値を調整します。
2.3Dプリントハブ
Zプラグイン>3Dプリントハブ>サイズ比率の更新 をします。
ZBrushに持ってくると必ず小さくなっています。
なので元に戻す感じです。
▲押すとこんなんがでてくるので、だいたい右上をクリック
その後、またZプラグイン>3Dプリントハブ
STLかobjでお好みで出力します。
ZBrushで作業中ユニファイをすると、この工程はうまくいきません。
追記:ユニファイしても大丈夫でした、すみません。
3Dプリントハブから出力する時はサイズ比率の更新を必ずやらないと、ライノセラスで変な大きさになります。
色々テストしてみて、普通に ツール>エクスポート は大丈夫でした。
さいごに
▼前に書いたノートなのですが、データ受け渡しについて2の記事も書いたのでよかったら。
こんにちは!クリエイターT(@Creator_Tweet)です。プロフィールはこちら 前に研究中に書いていたノートです。見にくい箇所もあると思いますが要約したので、もしご参考になればと思ってアップしました。 字がボヤっとしちゃいまして、グー[…]
3D系の師匠が言ってましたが、ライノセラスとZBrushはイラストレーターとフォトショップくらいの違いがあると言ってました。
なるほど!って思いました。
使ってみて実感する部分もあるのですが、ベクターとラスターの違いって感じで、そのまま当てはまると思います。